ハウスメーカーのモデルハウスを購入したい!失敗しない注意点とは

公開日:2022/06/15  最終更新日:2022/07/06

失敗しない注意点とは

どのような住宅を購入するかというのは、個々人の好みやライフスタイルに合わせて、さまざまなものが検討できます。そのなかには「ハウスメーカーのモデルハウスを購入する」という方法があるのをご存知でしょうか。今回は、そんな住宅購入におけるモデルハウス購入方法についての注意点や、失敗しないポイントなどを詳しく紹介します。

モデルハウスは購入できるの?

そもそも販促用に使われていた建物を購入することは可能なのでしょうか。簡単にみていきます。

モデルハウス購入の可否と種類

結論からいいますと、モデルハウスを購入することはできます。ただし、モデルハウスにも種類があることを理解し、そのうえで検討・購入しなくてはなりません。種類としては、分譲地のものと住宅展示場のものがあります。

分譲地に建つモデルハウス

まず、これは一見建売住宅と同じように思うかもしれません。しかし、建売住宅は最初から販売目的で建てられているのに対し、モデルハウスはそうではありません。

つまり、分譲地の購入を検討しているお客さん向けに建てられている住宅なので、分譲地が売れてしまった最後の方に特別価格で販売されるものになります。この場合、土地もセットで販売されますので、購入後すぐに暮らすことができます。

住宅展示場にあるモデルハウス

次に住宅展示場にある場合はどうでしょうか。こちらは新商品の販売などに合わせて建て替えられたりするので、そのタイミングで一般に販売されることがあります。

しかし、こちらの場合であれば、その場所でそのまま住むことはできません。建物を一度解体し、場所を確保したうえで再度組み立てます。いわゆる「リユースハウス」と呼ばれるものが、このタイプのモデルハウスとなります。

モデルハウスを購入するメリット・デメリット

モデルハウスを購入すると、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。順番にみていきましょう。まずメリットですが、一点目として「住宅を安く購入できる」ということです。

分譲地の場合は価格にして、およそ1~2割ほど新築より安く購入できます。分譲地の場合であれば、築年数の経過からさらに安く、新築で建てたときの2~3割ほどの破格の安さで、販売されている物件もあります。

そのほかにも、中古物件に近いことから値引き交渉しやすい、追加購入する生活備品が少ないといった点も挙げられます。続いてデメリットですが、1つ目は「間取りの変更ができない」といったものが挙げられます。モデルハウスは見学用に建てられているため、万人受けする間取りであることが多いです。

そのため、間取りにこだわりがある人がモデルハウスを購入するのは、慎重になった方がよいでしょう。また、格安物件や立地のいい分譲地のモデルハウスは、抽選になることも多いです。

もし抽選に外れてしまうと、モデルハウスを購入できないだけでなく、個人情報をただ提供しただけになってしまい、ずっと営業活動が続いてしまうというのも、デメリットと言わざるを得ません。

モデルハウスを購入するときの注意点

モデルハウス購入にあたり、どのようなことに注意したらいいのでしょうか。1つ目は「間取り」です。基本的にモデルハウスを購入しても間取りは変更できません。

そのため、自分たちが暮らしやすい動線なお、必要な部屋数は確保できているかなど入念にチェックする必要があります。次に「建物の性能」についても注意が必要です。長期優良住宅仕様の構造で建てられているのか耐震性、断熱性などは住宅会社の標準仕様をクリアしているかなどをきちんとみておきましょう。

ほかにも、部屋を広くみせるため、モデルハウスでは収納スペースが狭いことがあるので「収納スペース」の大きさや数なども注意する必要があるうえ、外観の見た目重視で、実は日当たりや風通しは悪い…なんてこともあるので、きちんと見ておく必要があるでしょう。

モデルハウスを購入するときに失敗しないポイント

モデルハウスは基本的に住宅会社が販売用として建てているものですので、新築ではありません。どちらかといえば中古住宅を購入するつもりで間取り、採光、収納スペースや動線、耐震構造などを入念にチェックすることをおすすめします。

モデルハウスや展示場でも、必ず設計図があるので設計図通りにきちんと建築されているか、欠陥や施工不良の箇所がないかもきちんと確認してください。

「ホームインスペクション」といわれる住宅診断サービスでは、費用はかかってしまいますが、住宅調査のプロがしっかりチェックしてくれますのでこのようなサービスを利用するのも手です。

また、会社によってはすぐに購入できるケースもあれば、一定の販促期間が修了するまで購入できないこともあるので、住宅会社に相談する必要があります。

 

今回は住宅購入の「モデルハウス購入」という所にスポットをあてて、種類や購入にあたっての注意点などを解説していきました。いかがでしたか。中古物件に近く、新築より安く購入できることに驚いた方も多いのではないでしょうか。住宅購入を検討している方のなかには、新築や中古といったことのほかに「モデルハウスを購入して暮らす」という新しい選択肢が生まれます。今回の記事を参考に、住宅購入の選択の幅を広げてみましょう。

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