家を建てるなら知っておきたい!ハウスメーカーと大工の違いとは

公開日:2022/08/15  最終更新日:2022/08/08

家を建てるときに、どこに依頼するかで悩む方は多いでしょう。ハウスメーカーや個人大工は何が違うかわからないという声も聞きます。この記事では、ハウスメーカーと大工の違い、それぞれのメリット・デメリット、どこに依頼すればよいのかなど解説します。これから家を建てる方はぜひ参考にしてください。

個人大工とハウスメーカーそれぞれの特徴

まずは個人大工について解説します。個人大工とハウスメーカーのどちらに依頼するか迷う方が多いので、ハウスメーカーの特徴もまとめました。

■個人大工

個人大工は、個人事業主として仕事を請け負う大工で、ひとり親方、ひとり棟梁といわれています。同じ大工でも、会社と雇用契約を結んで仕事を請け負っている社員大工もおり、ハウスメーカーなどから仕事を請け負っている大工も多いです。

直接大工に仕事を依頼したいときは、個人大工に依頼しましょう。個人大工と直接契約した場合、ハウスメーカーや工務店が得る利益、すなわち中間マージンが発生しません。

■ハウスメーカー

ハウスメーカーに依頼するメリットは、施工の方法や資材などが規格化されているため、品質が一定になり作業効率がいいこと。そして、メーカーのWebサイトで施工事例や得意な構造などが見られるため、自分の好みで選びやすいことです。住宅展示場に行けば、完成した家をイメージしやすくなります。

さらに、メーカーによっては保証を延長できたり、アフターサービスのメニューが豊富だったりするので、住み始めてからの不安も軽減できます。大手のハウスメーカーなら、保証期間内に会社が消滅して保証が受けられなくなるリスクも低そうです。全国に拠点をもつメーカーも多いので、住んでいる地域に限らず依頼しやすいでしょう。

次にデメリットです。ハウスメーカーは大量受注する必要があるため、展示場の建築費や広告費、人件費などが高額になります。資材や作業の規格化で低コストを実現している一方で、高額な経費がかかるので割高な印象を受けやすいです。また、デザインなども規格化されているため、独創的な家に住みたい方には向かないでしょう。

個人大工に依頼するメリット・デメリット

個人大工とハウスメーカーの特徴がわかったところで、個人大工に依頼するメリット・デメリットを見てみましょう。

■個人大工に依頼するメリット

個人大工に依頼するメリットは、価格が安くなりやすいことです。個人大工は広告費や人件費がかからないので経費が安く、ハウスメーカーなどへの利益も削減できます。資材などは大量発注できないためハウスメーカーより高額になりますが、総額は個人大工に依頼したほうが安いことが多いのです。

そして、個人大工は技術が高い傾向があります。技術に自信があって、人から信頼されないと仕事を受注できないからです。

また、ハウスメーカーに依頼すると、各メーカーの特色が出た似た雰囲気の家になりがちです。キッチンなどの設備も指定されたなかから選ぶことが多く、好みをすべて反映させるのは難しいでしょう。

一方、個人大工に依頼すると、好みを反映させた独創的な家を建てられます。さらに、資材をグレードアップする無料サービスを受けられる場合もあり、家が完成してからも安価で修理してくれることもあります。

■個人大工に依頼するデメリット

個人大工に依頼するデメリットは、大工を探すのが難しいことです。技術力の高さや得意分屋、コミュニケーション能力などは人によってさまざまです。仕事を請け負う地域も限定されるため、いい大工を見つけるのに時間がかかります。

そして、職人気質が強すぎる大工は要望に応えてくれないこともあるので、注意が必要です。また、住宅展示場などがないため、完成した家をイメージしにくく、完成までの期間も長くなります。さらに、将来廃業する可能性があるので、長期的な保証は受けられないかもしれません。

どこに依頼するか決めるポイント

ハウスメーカーと個人大工にはそれぞれ特徴があります。完成までの期間は短いほうがいい、保証をしっかり受けたい、完成した家のイメージを明確にしたい方はハウスメーカーに。完成までの期間は長くていいから独創的な家にしたい方は、個人大工に相談するのがポイントです。

次に、どんな要望を出すかを決めて、それに対応してくれるのかもポイント。そして1番重要なのは、要望に応じてくれて、納得できるまで説明してくれるかです。

提案内容や価格に納得してから作業を始めてくれるか。すぐに断らず検討してくれたり、生活スタイルや売却の予定があるかを聞いてくれたりすると安心です。現場内の清掃をこまめにしてくれるなどの配慮があるとさらに安心ですね。

まとめ

個人大工とは、個人事業主として仕事を請け負う大工です。個人大工に依頼するメリットは、技術力の高い人が多い、価格が安くなりやすい、独創的な家を建てられること。デメリットは、完成した家をイメージしにくい、完成までの期間が長い、いい大工を探すのが難しいことです。

一方ハウスメーカーに依頼するメリットは、品質が一定で完成までの期間が短い、完成した家をイメージしやすいこと。デメリットは、価格が高くなりやすい、独創的な家になりにくいことです。それぞれの特徴を考慮して、要望に応えてくれて納得できる対応をしてくれる業者を選びましょう。

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