一生ものだからこそ理解しておきたい!注文住宅の維持費と内訳は?

公開日:2021/12/15  最終更新日:2021/11/02


人生の中で何回も家を購入する機会はありません。一生ものだからこそ、注文住宅の維持費と内訳を理解しておく必要があるのです。そこで今回は注文住宅の維持費と内訳、マンションと比較するとどうなるのかについてご紹介します。注文住宅を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

一戸建ての維持費の総額は?

まずは一戸建ての維持費の総額を見ていきましょう。基本的に一戸建ての維持費は年間で約40万円程度です。新築の一戸建てを30年間保有すると、税金で300万円、修繕費用でおよそ800万円、保険料でおよそ80万円です。なんと総額1,180万円もかかることになります。持ち家にかかる維持費は、物件の種類や広さなどの条件によって大きく金額が変わってくるものの、平均的に1千万円以上かかってくるのです。

どこに一番費用がかかる?気になる内訳!

では、どの部分に一番費用がかかるのでしょうか?ここからは必要となる具体的な費用の内訳を見ていきましょう。

固定資産税

固定資産税とは所有している土地や建物を所有している場合に課せられる税金のことです。毎年必ずかかってくる税金で、毎年1回、または4回に分割して支払うことができます。基本的に固定資産税は「固定資産税評価額×1.4%=固定資産税額」で計算していきます。

固定資産税評価額は「各自治体が定めた土地や建物を評価した金額」のことです。所在地や大きさ、建物の材質によって評価額が変わっていきます。また、特例を利用すれば固定資産税の負担を減らせる場合があります。

都市計画税

都市計画税とは都市計画事業や都市区画整備事業の費用に充てる税金です。都市計画法による市街化区域内に所在している土地と建物が課税対象になり、毎年1回、または4回に分割して支払う必要があります。都市計画税は「固定資産税評価額×0.3%=都市計画税」で計算していきます。都市計画税はすべての一戸建てにかかる税金ではありません。

上記でも説明したように市街化区域に属さない地域であれば、都市計画税は払わなくてもいいのです。各自治体の総務部や課税課に区域に当てはまるかどうか確認してみるとよいでしょう。

修繕費用

1番大きな費用がかかるといっても過言ではないのが修繕費用です。一戸建ての修繕費用は所有期間にもよって違いは出てきますが、大体600〜800万円はかかるといわれています。新築の一戸建ての場合、数年間は修繕費用が基本的には発生しません。

しかし築10年を超えてくると、徐々に建物や材木などが劣化し修繕が必要となってきます。修繕費用の中でも最も価格が高いのが「外壁塗装」です。また、キッチンやトイレなどの水回りも費用が高くなる傾向があります。修繕する場合は1度で大きな出費となる可能性が高いので、劣化や破損で急な出費が必要になった時は、リフォームローンなどの活用も視野に入れるとよいかもしれません。

ちなみに30年で修繕費用が800万円かかるとして、月に換算すると22,000円が必要になる計算になります。これから一戸建ての購入を考えている方は、毎月22,000円の修繕費用がかかることを想定して、積立しておくといいかもしれませんね。

マンションと比べたら高い?安い?

最後にマンションと一戸建ての維持費の違いを見ていきましょう。

まずは固定資産税です。固定資産税はマンションの方が高くなる傾向があります。マンションは鉄筋コンクリートで作られているため、木造の戸建てよりも資産価値が高いといわれているからです。続いて保険料。

上記でもお伝えしましたが、マンションは鉄筋コンクリートで構造されており、防火性が高いので火災保険料はマンションの方が安い傾向にあります。続いて修繕・管理費です。戸建ての場合は管理費や修繕積立金は発生しません。ただし、万が一修理が必要になったときのために自分で積み立てしておく必要があります。

一方でマンションに住む場合は月々管理費や修繕積立金を支払う必要があるのです。基本的には管理費が月に15,000円、修繕積立金が月に6,500円ほどです。ちなみにマンションと一戸建てとを30年間住み続けた場合の費用を比べてみました。

マンションの場合は管理費、修繕積み立て費で約780万円、駐車場代で約700万円、一戸建てでメンテナンス費用が約700万円。駐車場代を含めると、マンションの方が多くかかることがわかります。また、マンションでは住宅ローンを完済した後も管理費や修繕積み立て費を払わなければいけないので、長く住み続けるとなると一戸建ての方が安いという結果になります。

 

一戸建てでもマンションでも、月々多くの維持費や管理費が必要になります。立地や条件などによって支払う金額に差は出るものの、ある程度の費用を確保しておくようにしてください。これから新築注文住宅を建てようと計画している方は、今回ご紹介した維持費の相場を頭に置いた上で検討してみるとよいでしょう。

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